開発品のご紹介

より多くの素材を、より多くの条件下で処理が行えるよう、弊社では新製品の開発を行っております。現在、温度・真空環境下で処理の観点から、以下の3機を開発しております。開発機(3機すべて)は導入試験室にて試用可能です。

製品特長

開発品それぞれの特長を、対応温度と加工容積を軸にマップで示したものです。


16ZDEBSC -竪型(自立型)-


16ZDEBSC

竪型(自立型)

特長

  • 石川式撹拌擂潰機の基本性能はそのままで、真空中で加熱・冷却をしながら擂潰処理ができる。
  • 磁器鉢を銅釜で覆い、均一に熱が伝わる機能を有する。
  • 熱伝導率の高いステンレス鉢にも対応。
  • 外部循環液により、-20℃~180℃までの加熱・冷却を行いながら、撹拌擂潰処理が可能。
  • 処理中も擂潰物の確認可能な窓を向かって左側に有する。
  • インバーターを標準装備し、杵の回転数を制御可能。

好適使用事例

  • スラリー、ペースト、コロイドを分散、混練しながら濃縮、乾燥処理が同時にできるので、材料を固まらせることなく細かく粉砕。
  • 溶剤を加えたスラリー、ペースト等の分散、混練時の濃縮作業で杵の撹拌効果と杵先の粉砕作業により均一な分散、混練処理を実現。
  • 真空による脱水効果を利用し、同時に粉体の粒子を粉砕、解砕をおこなうので、水和物から水分を取り乾燥させることも可能。湿気を嫌う材料の処理にも好適。
  • 真空/減圧雰囲気、アルゴンや窒素ガスなどの不活性ガス置換雰囲気で濃縮、乾燥、脱泡、撹拌擂潰処理(撹拌、すり潰し、混練、分散、混練の同時処理)も出来るので嫌気性(酸素を嫌う)材料処理に好適。
  • 真空中で加熱しながら撹拌・擂潰(すりつぶし)することで、ロータリーエバポレータとして応用も可能。
  • 下記メカニカルアロイングを用いて、電子材料や二次電池材料の合成可能。

石川式攪拌擂潰機(カクハンライカイ機)は「攪拌」「分散」「すりつぶし」「混合」「練り合わせ」「粉砕」「破砕」を同時に行う事が出来る機械です。
これにより、撹拌機、分散機、混練機、粉砕機等専用機では実現出来ないメカノケミカル、メカニカルアロイの様な処理効果が認められます。

独自の構造で、粒径均一性、混合均一性を実現します。


性能

型式 16ZDEBSC
回転方式  OR式 (*2)
種類 磁器
ステンレス
内径(mm) 152
深さ(mm) 84
加工容積(L) 0.4
本体外寸
外部循環機含まず
奥行(mm) 540
幅(mm) 510
高さ(mm) 1320

電源

単相 100V(W)

T.B.D
杵数 1

(*2) 回転方式「OR式」:鉢は回転させず、杵を公転させながら自転させる機構。


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開発品 小型機16ZDEBSC
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D16SEH -卓上型-


D16SEH

卓上型

特長

  • 石川式撹拌擂潰機の基本性能はそのままで、加熱機能を有する。
  • 卓上型で、かつステンレス筐体を採用しているため、実験室やクリーンルームでの使用に最適。
  • ステンレス鉢を採用することにより、均一、かつ短時間で熱が伝わる機能を有する。
  • 160℃までの加熱を行いながら、撹拌擂潰処理が可能。
  • 透明なアクリルカバーを有し、安全性や擂潰物の飛散防止に配慮。
  • インバーターを標準装備し、杵の回転数を制御可能。

好適使用事例

  • スラリー、ペースト、コロイドを分散、混練しながら濃縮、乾燥処理が同時にできるので、材料を固まらせることなく細かく粉砕。
  • 溶剤を加えたスラリー、ペースト等の分散、混練時の濃縮作業で杵の撹拌効果と杵先の粉砕作業により均一な分散、混練処理を実現。
  • 下記メカニカルアロイングを用いて、電子材料や二次電池材料の合成可能。

石川式攪拌擂潰機(カクハンライカイ機)は「攪拌」「分散」「すりつぶし」「混合」「練り合わせ」「粉砕」「破砕」を同時に行う事が出来る機械です。
これにより、撹拌機、分散機、混練機、粉砕機等専用機では実現出来ないメカノケミカル、メカニカルアロイの様な処理効果が認められます。

独自の構造で、粒径均一性、混合均一性を実現します。


性能

型式 D16SEH
回転方式  OR式 (*2)
種類 ステンレス
内径(mm) 152
深さ(mm) 84
加工容積(L) 0.4
機械外寸 奥行(mm) 410
幅(mm) 300
高さ(mm) 430
電源
単相 100~120V (W)
T.B.D
杵数 1

(*2) 回転方式「OR式」:鉢は回転させず、杵を公転させながら自転させる機構。


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D18SEB -卓上型-


D18SEB

卓上型

特長

  • 石川式撹拌擂潰機の基本性能はそのままで、加熱機能を有する。
  • 卓上型で、かつステンレス筐体を採用しているため、実験室やクリーンルームでの使用に最適。
  • 磁器鉢でありながら、外釜として銅釜を有しており、均一、かつ短時間で熱が伝わる構造を有する。
  • 120℃までの加熱を行いながら、撹拌擂潰処理が可能。
  • 耐溶剤性を有する二重のPEN(*5)カバーで、結露を防止。安全性や擂潰物の飛散防止に配慮。
  • PEN(*5)カバーに吸排気口を有し、擂潰雰囲気を変化させることが可能。
  • インバーターを標準装備し、杵の回転数を制御可能。
(*5)PEN:ポリエチレンナフタレート

好適使用事例

  • スラリー、ペースト、コロイドを分散、混練しながら濃縮、乾燥処理が同時にできるので、材料を固まらせることなく細かく粉砕。
  • 溶剤を加えたスラリー、ペースト等の分散、混練時の濃縮作業で杵の撹拌効果と杵先の粉砕作業により均一な分散、混練処理を実現。
  • 擂潰雰囲気として、乾燥空気、窒素、アルゴン等を使用することが可能。
  • PENカバーに吸排気口があるため、減圧することもできる。
  • 減圧雰囲気下で加熱しながら撹拌・擂潰(すりつぶし)することにより、ロータリーエバポレーターとしての応用も可能。
  • 下記メカニカルアロイングを用いて、電子材料や二次電池材料の合成可能。

石川式攪拌擂潰機(カクハンライカイ機)は「攪拌」「分散」「すりつぶし」「混合」「練り合わせ」「粉砕」「破砕」を同時に行う事が出来る機械です。
これにより、撹拌機、分散機、混練機、粉砕機等専用機では実現出来ないメカノケミカル、メカニカルアロイの様な処理効果が認められます。
独自の構造で、粒径均一性、混合均一性を実現します。


性能

型式 D18SEB
回転方式  OR式 (*2)
種類 磁器
内径(mm) 203
深さ(mm) 114
加工容積(L) 1
機械外寸 奥行(mm) 450
幅(mm) 380
高さ(mm) 515
電源
単相 100~120V (W)
T.B.D
杵数 2

(*2) 回転方式「OR式」:鉢は回転させず、杵を公転させながら自転させる機構。



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18ZDEB -加熱型 真空型-


18ZDEB

加熱型 真空型

特長

  • 石川式撹拌擂潰機の基本性能はそのままで、真空中で加熱しながら擂潰処理ができる。
  • 磁器鉢を銅釜で覆い、均一に熱が伝わる機能を有する。(下の写真)
  • 200℃までの加熱を行いながら、撹拌擂潰処理が可能。
  • 処理中も擂潰物の確認可能な窓を向かって両側に有する。確認をより明瞭にするLED照明を搭載
  • インバーターを標準装備し、杵の回転数を制御可能
  • 万が一ヒータが故障した際の過昇温警告機能を搭載。(ヒータ電源は切れます)

  ※真空ポンプ、冷却トラップ装置はオプションとして弊社で準備することも可能です

好適使用事例

  • スラリー、ペースト、コロイドを分散、混練しながら濃縮、乾燥処理が同時にできるので、材料を固まらせることなく細かく粉砕。
  • 溶剤を加えたスラリー、ペースト等の分散、混練時の濃縮作業で杵の撹拌効果と杵先の粉砕作業により均一な分散処理を実現。
  • 真空による脱水効果を利用し、同時に粉体の粒子を粉砕、解砕を行うので、水和物から水分を取り乾燥させることも可能。湿気を嫌う材料の処理にも好適。
  • 真空/減圧雰囲気、アルゴンや窒素ガスなどの不活性ガス置換雰囲気で濃縮、乾燥、脱泡、撹拌擂潰処理(撹拌、すり潰し、混練、分散、混練の同時処理)も出来るので嫌気性(酸素を嫌う)材料処理に好適。
  • 真空中で加熱しながら撹拌・擂潰(すりつぶし)することにより、ロータリーエバポレータとしての応用も可能。
  • 下記メカニカルアロイングを用いて、電子材料や二次電池材料の合成可能。

石川式攪拌擂潰機(カクハンライカイ機)は「攪拌」「分散」「すりつぶし」「混合」「練り合わせ」「粉砕」「破砕」を同時に行う事が出来る機械です。

これにより、撹拌機、分散機、混練機、粉砕機等専用機では実現出来ないメカノケミカル、メカニカルアロイの様な処理効果が認められます。

独自の構造で、粒径均一性、混合均一性を実現します。


性能

型式 D18ZDEB
回転方式   OR式(*2)
種類 18ZDEB専用磁器鉢 (銅釜で覆われた磁器鉢)
内径(mm) 152
深さ(mm) 84
加工容積(L) 1
機械外寸 奥行(mm) 610
幅(mm) 610
高さ(mm) 1360

電源

単相 100V(W)

0.8
杵数 2

(*2)回転方式「OR式」:鉢は回転させず、杵を公転させながら自転させる機構


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関連情報