D20SL全景
D20SL乳棒軌跡曲線アニメーション
D20SLは、石川式自動乳鉢(正式名称:石川式撹拌擂潰機)Dシリーズの基本性能をそのままに、乳鉢昇降機構を新たに搭載した、研究開発効率をさらに高めた卓上型モデル
粉砕・混合・混練・分散を1台でこなす石川式自動乳鉢の特長を継承しつつ、乳鉢・乳棒の交換性、清掃性、段取り性を大幅に向上
多水準・多条件試験を日常的に行う研究現場に最適化
乳棒昇降機構による圧倒的な段取り性
D20SLでは、二重回転構造部をハンドル操作で昇降させることが可能。
これにより、乳棒を取り外すことなく乳鉢の着脱が行える。
重たい部品の脱着作業が不要
工具不要で素早い段取り替え
実験者の負担を大幅に軽減
乳棒交換が容易な開放構造
昇降状態では、乳鉢と乳棒が完全に離れた状態となるため、
乳棒の交換や材質変更が非常に容易。
実験条件ごとの乳棒切り替え
材質比較・条件探索試験
短時間での連続試験運用
において高い作業効率を発揮。
清掃性の向上による信頼性の確保
乳鉢を簡単に取り外せる構造により、
洗浄・乾燥・再セットまでの一連の作業がスムーズに行える。
実験間のコンタミネーション低減
試験再現性の向上
清掃時間の短縮
Dシリーズの中でも、特に清掃性を重視したモデル。
エピサイクロイド軌道を描く二重回転構造
乳鉢は回転させず、乳棒のみを二重回転させる独自構造により、
乳棒軌道はエピサイクロイド曲線を描く。
これにより、
偏りのない処理
局所過粉砕の抑制
均一な混合・分散
を実現。
乳棒の傾斜構造による中心通過動作
乳棒は傾斜構造を採用しており、処理中に乳鉢中心部を何度も通過。
これにより、材料の滞留を防ぎ、手ずりに近い混練・分散挙動を再現。
ばね内蔵乳棒による一定荷重処理
乳棒内部にはばね機構を内蔵。
材料量や粘度変化に左右されにくい一定荷重での処理が可能。
D20SLのアプリケーションはDシリーズと共通ですが、
交換性・清掃性の高さにより、以下の用途で特に威力を発揮。
多水準・多条件の配合検討試験
材質・粒径・配合比率の比較評価
試作・評価を繰り返す研究開発用途
電池材料、電子材料、セラミックス、医薬・化粧品分野の前処理
卓上型・ステンレス筐体
実験テーブル上に設置可能なコンパクト設計
必要インフラは 単相100V電源のみ
購入後、工事不要ですぐに使用可能
研究室・評価室・試作室など、設置場所を選びません。
回転数設定機能付き
タイマー機能付き
研究用途に必要な条件再現性を確保
| 型式 | D20SL | D20S(参考) | |
| 回転方式 | OR式 (*1) | OR式 (*1) | |
| 磁器乳鉢 | 内径 (mm) | 254 | 254 |
| 深さ (mm) | 140 | 140 | |
| 加工容積 (L) | 2 | 2 | |
| 機械外寸 | 奥行 (mm) | 615 | 510 |
| 幅 (mm) | 422 | 346 | |
| 高さ (mm) | 550(740) | 550 | |
| 電源 単相 100~120V | 電力(kW) | 0.12 | 0.10 |
| 乳棒数 | タイプ/本数 | 防塵型/2 | 防塵型/2 |
| かき棒 | 有 | 有 | |
| 重量 (kg) | 50 | 40 | |
※高さの括弧は乳棒部上昇時の寸法
(*1) 回転方式「OR式」:乳鉢は回転せず、乳棒を二重回転しながら乳棒自身が自由回転する機構
Q1. D20SLはD20Sと何が一番違うのですか?
A1. 最大の違いは、二重回転構造部がハンドル操作で昇降できる点です。
D20SLでは乳棒を取り外さなくても乳鉢の着脱が可能で、乳棒交換や清掃作業が大幅に容易になります。
処理性能や基本構造(エピサイクロイド軌道、乳棒傾斜、ばね荷重制御)はD20Sと同等です。
Q2. 乳鉢の交換はどのように行いますか?
A2. ハンドル操作で構造部を上昇させ、乳鉢を前方から着脱します。
乳棒を外す必要がないため、重たい部品の持ち替えや工具作業は不要です。
実験条件の切り替えを短時間で行えます。
Q3. 乳棒の交換や材質変更は簡単ですか?
A3. はい、昇降状態では乳鉢と乳棒が完全に離れるため、非常に容易です。
乳棒の材質変更や本数変更を伴う試験でも、段取り時間を最小限に抑えられます。
多水準・多条件試験に適した設計です。
Q4. D20SLはどのような用途に特に向いていますか?
A4. 実験水準が多い研究開発用途に特に適しています。
・乳鉢・乳棒の交換や清掃が簡単なため、
・配合条件探索
・材質比較試験
・試作・評価の繰り返し
といった用途では、他の卓上型自動乳鉢より高い作業効率を発揮します。
Q5. 清掃性はDシリーズの中でどの位置づけですか?
A5. D20SLはDシリーズの中でも特に清掃性に優れたモデルです。
乳鉢を簡単に取り外して洗浄でき、昇降機構により清掃時の視認性も高くなっています。
実験間のコンタミネーション低減にも有効です
