活用事例

石川式撹拌擂潰機の活用は、食品から固体電池材料開発まで、また、研究分野ではメカノケミカル反応やメカニカルアロイング装置として活用されております。石川式攪拌擂潰機だからこそ行える処理、作業工程の統一による効率化などにより、多くのお客様から感謝の声をいただいております。その一部を活用事例として下記の紹介いたします。

「ボールミル」「ニーダー」「三本ロール」「ミキサー」「自動乳鉢」等を導入されている企業様で処理結果にお困りの方は、ぜひ弊社製品をご検討ください。

活用事例

全固体電池の試作とその評価

ゼオライトの粒子分布の擂潰時間依存性

AGBを使ってのガラス粉砕実験

磁器杵を原材料とした磁器ナノ粒子の生成


石川式撹拌擂潰機のソルトミリング法への応用

AGAを使用した論文「水和物結晶のメカノケミカル脱水」の紹介

リチウムイオン電池用合剤電極作製に使用された例:掲載技術単行本のご紹介

おいしい手打ちそばの作り方


石川式攪拌擂潰機の基本機能を活かす対象材料

石川式攪拌擂潰機だからこそ行える処理、作業工程の統一による効率化などにより、多くのお客様から感謝の声をいただいております。

「ボールミル」「ニーダー」「三本ロール」「ミキサー」「自動乳鉢」等を導入されている企業様で処理結果にお困りの方は、ぜひ弊社製品をご検討ください。

石川式撹拌擂潰機をご採用頂いている業界は食品から電子部品材料、金属化学など幅広く、そこでの被加工物も多岐に渡ります。これらの被加工物に共通していることは、石川式撹拌擂潰機の基本機能である「粉体の粒子を細かくすり潰し(解砕)しながら、同時に均一に分散(混ぜ合わせる)する、混練する」処理することが有効な材料であることです。

また、これらの作業が時間をかけて、少しずつ繰返し行われることで、処理される材料に発熱や衝撃などの負荷を与えず、同時に意図しない変質を防ぎながら、均一にまぜる、混練することが可能です。これにより、石川式撹拌擂潰機でしか実現出来ない処理結果を生み出しています。

さらには、この繰返し、均一に混ぜる(材料にエネルギーを加える)という石川式撹拌擂潰機の基本機能は、粉体の粒子表面処理やメカノケミカルやメカニカルアロイング、メカノフュージョンにおいても有用なため、化学合成や合金合成の分野でも石川式攪拌擂潰機は広まりつつあります。

 

その他、加熱や真空機能などが付いた石川式撹拌擂潰機は、スラリー、ペースト、粉体の撹拌、混合、混練、濃縮、乾燥、分散、脱泡を一台で処理ができます。例えば、スラリーの場合、乳棒が材料を強力に撹拌、すり潰しをするため、固まることなく粉末化します。また、真空機能は真空下での撹拌擂潰が可能ですので、酸化を避けたい材料処理に最適です。

採用業界と主な被加工物

石川式撹拌擂潰機はこれらの材料のすり潰し(粉砕)、混合、分散、混練作業等(まぜる作業)でご利用頂いています。

電気・電子・理化学

金属ペースト、ガラスペースト・スラリー、カーボンペースト、磁器、シリカペースト、カーボンナノチューブ、パッケージ封止材、導電性インク、導電性接着剤等IC材料・ガスセンサー、圧電素子等各種センサー素材・フェライト磁石素材・電池用材料(全固体電池の電極材、リチウム電池電解質)・ハンダ材(フラックス)、セラミック材料
医療・医学 軟膏材・義歯素材等歯科材料・人工骨・化粧品素材・香料、漢方薬、健康食品
科学・樹脂・油脂

塗料用粉末・接着剤添加物・インク用材・火薬類・グリース添加物・朱肉・墨汁・染料・顔料・絵具・漆材、七宝釉薬、触媒

窯業・金属・ガラス ファインセラミック粉・センサー材料・貴金属粉・カーボン粉末・ガラス添加物・粉末治金・酸化アルミナ・金属、鉱物試料・陶芸釉薬
研磨剤 磁気材料、砥粒、研磨剤、ダイアモンド・ボロンナイトライド・シリコンカーバイド・コランダム
化粧品

ファンデーション・色材・金属粉

 食品 蕎麦・うどん・高級和菓子・洋菓子・製餡、カレールウ・粉末スープ・豆腐・こんにゃく・わさび漬け・蒲鉾・はんぺん、竹輪・ハム・すりごま・味噌すり、ピーナッツペースト