Tiny -超小型 卓上型-


Tiny全景

Tiny正面

Tiny 乳棒軌跡曲線アニメーション

Tiny

超小型 卓上型

特長

  • 手ずり乳鉢作業(手作業)を忠実に再現した自動乳鉢
  • グローブボックス、ドラフトチャンバーに入る最小サイズを実現。
  • 乳鉢を手作業(手ずり)で行っていて、やめたいと思っている研究・開発者に最適な自動乳鉢。
  • 0.5 gの材料でもすりつぶし可能
  • 乳棒にばねが内蔵されており、圧力をかけながら撹拌・擂潰可能。
  • 処理状況が確認しやすいLED照明付き。
  • ACコードの着脱可能により、どこにでも移動しやすく、かつ収納しやすい設計。
  • ステンレス筐体採用により耐薬品性が向上し、実験室やクリーンルームでの使用用途が拡がる。
  • 飛散防止、安全処理等を目的としたアクリルカバーを標準装備。
  • 卓上型のため、ドラフトチャンバーやグローブボックス内での使用が可能となり、有機溶剤等を含んだ材料の処理もカバー材質を選べば可能。

好適使用事例

  • 実験室の自動乳鉢として、多くの水準試験に最適。
  • グローブボックスを用いてアルゴンガス雰囲気内でのスラリー、ペースト、コロイドを分散、混練、粉砕。
  • ドラフトチャンバー内で溶剤を加えたスラリー、ペースト等の分散、混練時の濃縮作業で乳棒の撹拌効果と乳棒の粉砕作業により均一な分散、混練処理を実現。
  • 分析の前処理用自動乳鉢として、試料の微粒子化、均質化に多用。特に、モータートルクが高いため、粉体の前処理のみならず、スラリーや高粘度試料の均一な分散にも使用可能
  • 全固体電池材料開発に最適
    • 精密な混合・粉砕が可能:導電助剤、バインダーとの混合しながら、粉砕が可能
    • 温度上昇しにくい:乳鉢の熱容量が大きいため、処理熱が材料に伝わりにくい
    • 小型でコンパクトな操作:グローブボックスに入るコンパクトサイズ
    • 効率的な少量試作:独自技術により0.5gの加工を実現
    • 均一な粒度分布を実現:全固体電池材料では均一な粒度分布が重要でその混合・粉砕に最適

 

 


Tiny 諸元

型式 Tiny型
回転方式 OR式 (*1)
回転数(rpm) 30
乳鉢    材質 磁器
内径(mm) 90
深さ(mm) 53
加工容積(L) 0.03
機械外寸   奥行(mm) 286
幅(mm) 175
高さ(mm) 327

電源
単相100V(W)

40
乳棒数 1
重量(kg) 12.5

(*1) 回転方式「OR式」:乳鉢は回転せず、乳棒が二重回転し乳棒自身が受動的な自転をする機構

製品の動き

印刷用PDF

ダウンロード
Tinyカタログ
1-1. 微量機_Tinyカタログ.pdf
PDFファイル 605.0 KB

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