13号-大型乳鉢 加熱・冷却対応型 乳鉢傾斜型-


石川攪拌擂潰機 13号 大型鉢 加熱冷却対応型 鉢傾斜型

13A型乳棒軌跡アニメーション(早送り)

13AA型乳棒軌跡アニメーション(早送り)

13B型乳棒軌跡アニメーション(早送り)

13号

大型乳鉢 加熱・冷却対応型 乳鉢傾斜型

特長

  • 乳鉢が前傾斜するので処理材料の投入や取出す際の作業性が向上。しかもこの乳鉢の前傾斜機構は機械式なので防爆環境下でも使用可能。
  • 外部熱源からの熱を取り入れ、乳鉢を外側から均一に加熱・冷却できるジャケット二重構造なので、乳鉢を加熱・冷却しながら撹拌擂潰処理が可能。
  • 乳棒に内蔵されたばねの強さを変えることで機械の擂潰力や撹拌力の調整可能。
  • 擂潰機能向上ため、乳棒自身をモーターで能動的に回転させる機構を選択可能。
  • オプションでインバーター、デジタルタイマー等を取り付けることで、乳棒の二重回転速度の変更、及び機械稼動時間管理が可能。

好適使用事例

  • スラリー、ペースト、コロイドを分散、混練しながら材料を固まらせることなく細かく粉砕。
  • 溶剤を加えたスラリー、ペースト等の分散、混練時の濃縮作業で乳棒の撹拌効果と粉砕作業により均一な分散、混練処理を実現。
  • 加熱による脱水効果を利用し同時に粉体の粒子を粉砕、解砕し、水和物から水分を乾燥させることも可能。
  • 擂潰により、メカノケミカル反応が発現。さらに加熱により反応速度を加速
  • 全固体電池材料開発(試作)に最適
    • 精密な混合・粉砕が可能:導電助剤、バインダーとの混合しながら、粉砕可能
    • 温度上昇しにくい:乳鉢の熱容量が大きいため、処理熱が材料に伝わりにくい
    • 効率的な少量試作:バッチ式での試作可能
    • 均一な粒度分布を実現:全固体電池材料では均一な粒度分布が重要でその混合・粉砕に最適

石川式攪拌擂潰機(カクハンライカイ機)は「攪拌」「分散」「すりつぶし」「混合」「練り合わせ」「粉砕」「破砕」を同時処理が可能な機械。

これにより、撹拌機、分散機、混練機、粉砕機等専用機では実現出来ないメカノケミカル、メカニカルアロイの様な処理効果を確認。

独自の構造で、粒径均一性、混合均一性を実現。

  • 乳鉢の材質
    ‐砲金:素材の硬度が比較的に柔らかいので、ソフトな擂潰に好適。
    ‐ステンレス:衛生的で食品等に最適。
    ‐鋳鉄:鉄素材のため、万能な素材。

13号 諸元

型式 13A 13AA 13B 13C
回転方式 OR式 (*1)・FR式 (*2)
乳鉢 材質 磁器・金属(*3)  金属(*3) 
内径(mm) 584 762 914 1067
深さ(mm) 330 381 457 495
加工容積(L) 20 60 100 150
機械外寸 奥行(mm) 1250 1440 1700 1930
幅(mm) 1350 1600 1700 1900
高さ(mm) 1600 1780 2050 2150

電源

三相200V(kW)

0.75 1.5 2.2
乳棒数 3

(*1) 回転方式「FR式」:乳鉢は回転せず、乳棒が二重回転しながら乳棒自身もモータで農奴的に回転する機構。

(*2) 回転方式「OR式」:乳鉢は回転せず、乳棒が二重回転しながら乳棒自身も自由回転する機構。

(*3) 金属は砲金、鋳鉄、ステンレス材料の中から選択可能。

製品の動き

※機械稼動をご覧頂く撮影のため本機はインターロック機能解除仕様

※参考:同じ磁器乳鉢の6号の動作映像

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13号カタログ
3-6.大型機_13号カタログ.pdf
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