16ZD/18ZD号-真空型 竪型(自立型)-


石川攪拌擂潰機 16ZD/18ZD号 真空型 堅型(自立型)

16ZD/18ZD号

真空型 竪型(自立型)

特長

  • 石川式撹拌擂潰機の基本モデル+真空機能が付加。
  • 16ZDの加工容積:0.4L。 18ZDの加工容積:1.0L。
  • 16ZDは、乳棒が1本のコンパクトタイプ。18ZDは乳棒が2本装着でき、擂潰性能が向上。
  • 乳棒内にばねが内蔵されており、圧力をかけながら撹拌・擂潰可能。
  • 真空(減圧)環境下で、高粘度体の脱泡が可能です。
  • 真空(減圧)環境下で処理ができるため、乾燥、濃縮処理時間が短縮できる。
    ※真空ポンプは付属しておりませんが、オプションでご用意となります。

好適使用事例

  • スラリー、ペースト、コロイドを分散、混練しながら濃縮、乾燥処理が同時にできるので、材料を固まらせることなく細かく粉砕。
  • 溶剤を加えたスラリー、ペースト等の分散、混練時の濃縮作業で乳棒の撹拌効果と粉砕作業により均一な分散、混練処理を実現。
  • 真空による脱水効果を利用し、同時に粉体の粒子を粉砕、解砕をおこなうので、水和物から水分を取り乾燥させることも可能。湿気を嫌う材料の処理にも好適。
  • 真空/減圧雰囲気、アルゴンや窒素ガスなどの不活性ガス置換雰囲気で濃縮、乾燥、脱泡、撹拌擂潰処理(撹拌、すり潰し、混練、分散、混練の同時処理)も出来るので嫌気性(酸素を嫌う)材料処理に好適。
  • 乳棒が繰返し処理材料へエネルギーを加えることでメカノケミカル、メカニカルアロイ、メカノフュージョン等の化学合成、金属合成を促進する効果も確認されています。
  • 真空中で加熱しながら、撹拌・擂潰(すりつぶし)を行うことで、ロータリーエバポレーターとしての応用も可能です。
  • 上記メカニカルアロイングを用いて、電子材料や二次電池材料の合成可能。

石川式攪拌擂潰機(カクハンライカイ機)は「攪拌」「分散」「すりつぶし」「混合」「練り合わせ」「粉砕」「破砕」を同時に行う事が出来る機械です。

これにより、撹拌機、分散機、混練機、粉砕機等専用機では実現出来ないメカノケミカル、メカニカルアロイの様な処理効果が認められます。

独自の構造で、粒径均一性、混合均一性を実現します。


性能

型式 16ZD 18ZD
回転方式 OR式 (*1)
乳鉢 材質 磁器
内径(mm) 152 203
深さ(mm) 84 114
加工容積(L) 0.4 1
機械外寸 奥行(mm) 490 540
幅(mm) 510 510
高さ(mm) 1180 1320
電源
単相 100V(kW)
0.1
乳棒数 1 2

(*1) 回転方式「OR式」:乳鉢は回転せず、乳棒が自公転しながら乳棒自身も自由回転する機構。

製品の動き

※機械稼動をご覧頂く撮影のため本機はインターロック機能を付けておりません。

18号の動画映像

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16ZD/18ZDカタログ
2-8.小型機_16ZD.18ZDカタログ.pdf
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