長年の実績と信頼に裏打ちされた堅牢設計
石川工場設立当初から開発を継続している歴史ある製品群。長期にわたり多様な現場で使われ続けてきた実績が、堅牢で安定した動作を支えている。設立初期より改良を重ねてきた設計思想に基づき、石臼+FR式の特徴を最大限に活かした高い混錬性能と使いやすさを実現。研究開発から生産まで幅広い用途に対応。
粉砕・混合・混練・分散を1台で実現
異なる処理工程を同時並行でこなす、マルチプロセス対応の自動乳鉢。前処理工程の効率化と省力化への貢献。
「手ずり」の精密さを自動化で再現
高粘度材料や微粒子分散にも対応する、高再現性・高均質性処理の実現
複雑な材料処理を可能にする、石川工場の独自技術
傾斜構造・ばね荷重・エピサイクロイド軌道による複合動作で、繊細な混練や分散を再現する唯一のシステム
長期にわたり食品製造現場で採用され続けてきた確かな性能
設立当初から多くの食品メーカーに導入され、かまぼこや魚肉すり身などの高粘度食品原料の均一混錬・粉砕で安定した成果を実証。長年の実績が信頼の証として、多数の現場で品質安定に貢献。
豊富な導入実績に裏打ちされた幅広い食品素材対応力
みそ、練り製品、シロップなど多様な高粘度食品素材の均質化処理に適用され、温度制御機能と鉢傾斜機能による作業性向上と品質安定を実現。多くの事例が製品信頼性を裏付けている。
石川式攪拌擂潰機(カクハンライカイ機)は「攪拌」「分散」「すりつぶし(擂潰)」「混合」「混錬」「粉砕」「破砕」を同時処理が可能な機械。
これにより、撹拌機、分散機、混練機、粉砕機等専用機では実現出来ないメカノケミカル、メカニカルアロイの様な処理効果を確認。
独自の構造で、粒径均一性、混合均一性を実現。
型式 | 12号 | 2号 | 1号 | 71号 | |
回転方式 | MR式 (*4) | ||||
臼 | 材質 | 石臼 | |||
内径 (mm) | 400 | 527 | 648 | 762 | |
深さ (mm) | 203 | 248 | 292 | 343 | |
加工容積 (L) | 10 | 20 | 36 | 60 | |
機械外寸 | 奥行 (mm) | 830 | 1070 | 1280 | 1460 |
幅 (mm) | 485 | 630 | 750 | 890 | |
高さ (mm) | 870 | 1140 | 1390 | 1630 | |
電源 三相200V (kW) |
0.4 | 0.75 | 1.5 | 2.2 | |
杵数 | 2 | 4 |
(*4) 回転方式「MR式」:臼もモータで回転し、かつ乳棒も回転しながら、乳棒自身がモータで能動的に回転する機構
※機械稼動をご覧頂く撮影のため本機はインターロック機能解除仕様
※参考:そば2号機の動作映像