高粘度状態に対応した2本乳棒構成による“そば玉”の最適混錬
従来の4本乳棒構成では対応困難であった、そば粉と加水後に形成される“そば玉”の高粘度状態に対し、乳棒を2本に絞ることで適切な練り圧と撹拌空間を確保。混錬ムラを抑え、より自然な“水回し”動作に近い処理を実現。
手打ち職人の作業感覚を再現する受動的乳棒自転機構
乳棒の受動的な自転により、そば粉と水の一体化を丁寧に進行させる繊細な混錬を実現。過度なせん断や熱の発生を避けながら、手打ちの「水回し」工程を安定して再現する設計で、製麺品質の再現性が飛躍的に向上。
十割そば・在来種そばの「高粘度水回し」工程への対応
一般的なそばよりも水回しが難しい十割そばや、地域在来種のそば粉は、粘度が高く水分の吸収バランスも繊細。蕎麦2号機は、2本乳棒と受動的自転により、こうした扱いづらいそば粉にも対応し、試作から少量生産まで再現性ある混錬が可能。伝統品種の再評価や地産地消商品開発の現場で活用されている
発酵食品製造における「水と粉の繊細な混合初期工程」
ぬか漬けのぬか床や、発酵茶・雑穀甘酒など、水と粉体を混合して発酵を導く工程では、初期の「水回し」が味や発酵の安定性を左右する。蕎麦2号機の繊細な混練力は、このような発酵系食品の試作研究において、手作業では得られない一貫性と再現性を実現。小規模食品メーカーや大学の応用研究にも適している。
石川式攪拌擂潰機(カクハンライカイ機)は「攪拌」「分散」「すりつぶし(擂潰)」「混合」「混錬」「粉砕」「破砕」を同時処理が可能な機械。
これにより、撹拌機、分散機、混練機、粉砕機等専用機では実現出来ないメカノケミカル、メカニカルアロイの様な処理効果を確認。
独自の構造で、粒径均一性、混合均一性を実現。
型式 | そば2号 | |
回転方式 | MR式 (*1) | |
臼 | 材質 | 石臼 |
内径 (mm) | 527 | |
深さ (mm) | 246 | |
加工容積 (L) | 20 | |
機械外寸 | 奥行 (mm) | 1070 |
幅 (mm) | 630 | |
高さ (mm) | 1170 | |
電源 三相200V (kW) |
0.75 | |
杵数 | 2 |
(*1) 回転方式「MR式」:臼をモータで強制回転させ、かつ杵を自転させながら杵自身も自由回転する機構
※機械稼動をご覧頂く撮影のため本機はインターロック機能解除仕様
そば2号機の動作映像