Tiny plus -超小型 卓上型-


Tiny plus全景

Tiny plus正面

Tiny plus 照明ON時

Tiny plusの乳棒軌跡曲線アニメーション

Tiny plus

超小型 卓上型

特長

  •  粉砕・混合・混練・分散を1台で実現
     異なる処理工程を同時並行でこなす、マルチプロセス対応の自動乳鉢。前処理工程の効率化と省力化への貢献。

  • 「手ずり」の精密さを自動化で再現

     高粘度材料や微粒子分散にも対応する、高再現性・高均質性処理の実現

  • 複雑な材料処理を可能にする、石川工場の独自技術

     傾斜構造・ばね荷重・エピサイクロイド軌道による複合動作で、繊細な混練や分散を再現する唯一のシステム

  • 0.5 gの微量材料でも高精度に処理可能な微細サンプル対応力
      少量試料の均質混合・粉砕・分散を安定して実施できる処理性能

  • 回転数調整機能による多様な材料・条件への最適適応
     材料の特性や実験目的に応じた細かな回転制御で、処理の自由度と再現性を向上

  • タイマー設定機能搭載による自動運転の実現

     処理時間の正確管理が可能で、作業効率の向上と品質の安定化を両立

好適使用事例

  • グローブボックスを用いてアルゴンガス雰囲気内でのスラリー、ペースト、コロイドを分散、混練、粉砕
  • ドラフトチャンバー内で溶剤を加えたスラリー、ペースト等の分散、混練時の濃縮作業で乳棒の撹拌効果と乳棒の粉砕作業により均一な分散、混練処理を実現
  • 大気・水分に敏感な微量粉末やペーストの均質粉砕・混合処理
     ◦グローブボックスやドラフトチャンバー内で、空気や湿度の影響を避けながら、0.5 g程度の  希少・高価材料を粉砕、均一化、混合する前処理工程

  • 希少試料の高精度分散および配合検討

     ◦医薬品開発や先端材料研究で、0.5 g程度の微量材料を用いた試作や評価に最適な前処理

  • 分析の前処理用自動乳鉢として、試料の微粒子化、均質化に多用。特に、モータートルクが高いため、粉体の前処理のみならず、スラリーや高粘度試料の均一な分散にも使用可能
  • 全固体電池材料開発に最適
    • 精密な混合・粉砕が可能:導電助剤、バインダーとの混合しながら、粉砕が可能
    • 温度上昇しにくい:乳鉢の熱容量が大きいため、処理熱が材料に伝わりにくい
    • 小型でコンパクトな操作:グローブボックスに入るコンパクトサイズ
    • 効率的な少量試作:独自技術により0.5 gの加工を実現
    • 均一な粒度分布を実現:全固体電池材料では均一な粒度分布が重要でその混合・粉砕に最適

Tiny plus 諸元

型式 Tiny plus
回転方式 OR式 (*1)
乳鉢    材質 磁器
内径 (mm) 90
深さ (mm) 53
加工容積 (L) 0.03
機械外寸   奥行 (mm) 330
幅 (mm) 240
高さ (mm) 340

電源
単相100V(W)

40
乳棒数 1
重量(kg) 14.5

(*1) 回転方式「OR式」:乳鉢は回転せず、乳棒が二重回転し乳棒自身が受動的に自転をする機構

製品の動き&基本操作ガイド

印刷用PDF

ダウンロード
Tiny plusカタログ
1-2. 微量機_Tiny plusカタログ.pdf
PDFファイル 634.0 KB

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