D16S全景(乳棒1本タイプ)
D16S乳棒軌跡曲線アニメーション
D18S全景(乳棒2本タイプ)
D18S乳棒軌跡曲線アニメーション
粉砕・混合・混練・分散を1台で実現
異なる処理工程を同時並行でこなす、マルチプロセス対応の自動乳鉢。前処理工程の効率化と省力化への貢献。
手ずり」の精密さを自動化で再現
高粘度材料や微粒子分散にも対応する、高再現性・高均質性処理の実現
複雑な材料処理を可能にする、石川工場の独自技術
傾斜構造・ばね荷重・エピサイクロイド軌道による複合動作で、繊細な混練や分散を再現する唯一のシステム
研究開発に適した少量処理と操作自由度の両立
D101S、D16Sは、200~400
mLの試料に対応したコンパクト設計に加え、回転数・タイマー設定により最適条件での処理が可能
耐薬品性と安全性を両立した堅牢な構造設計
化学的に安定な磁器製乳鉢・乳棒と、ステンレス筐体・安全カバーによるラボ環境での安心運用
2本乳棒による高い処理能力と均質性の両立
D18S、D20S、D22Sは乳棒が2本あるため、 高粘度材料や多成分系試料でも、安定した分散・混練を実現する高効率処理性能
研究現場での実績に裏打ちされた信頼性と操作性
卓上設置・ステンレス筐体・磁器製コンポーネントによる高い耐薬品性と安全性に加え、D18Sを中心とした豊富な導入実績
高粘度スラリーの均質化と脱泡処理
電子材料や接着剤、塗料などにおける、ペースト状配合物の分散・混練・気泡除去の一括処理
機能性フィラーや顔料の微細分散と混合処理
プラスチック、インク、コーティング材などの製造において、複数成分の均一混合と粒子分散を両立する前処理工程
試作材料の微量調整と組成最適化
医薬品、化粧品、セラミックス、電池材料など、研究開発現場での少量試料の粉砕・混合・練り処理による配合検討
試作材料の粉砕・混合・分散における汎用的な前処理
有機・無機、乾式・湿式を問わず、試験室内での幅広い材料処理に対応可能なスタンダードモデルとしての運用
装置間・部門間での共有による多目的活用
卓上型・ポータブル設計により、開発・品質管理・製造技術部門など複数の現場で柔軟に使いまわせる汎用ツール
新材料開発における各種前処理工程の標準装置として
分散・混練・粉砕・撹拌といった前処理を1台でこなせるため、複数材料・複数処方の検討において、高い再現性と作業効率を両立。用途を限定せずに導入できる汎用モデル
試作スケールの調整や工程最適化のための基礎実験機として
D18S、D20S、D22Sは試作検討に最適。研究室からパイロットラインへのスケールアップを見据えたプロセス開発に活用されており、評価・比較用の標準機としても実績多数
卓上型 諸元
型式 | D101S | D16S | D18S | D20S | D22S | ||||
回転方式 | OR式 (*1) | ||||||||
回転数 | (rpm) | 8~50 | 8~50 | 8~30 | 8~30 | 8~35 | |||
磁器乳鉢 | 内径(mm) | 115 | 155 | 203 | 254 | 305 | |||
深さ(mm) | 67 | 85 | 114 | 140 | 170 | ||||
加工容積 (L) | 0.2 | 0.4 | 1 | 2 | 4 | ||||
機械外寸 | 奥行(mm) | 330 | 378 | 436 | 510 | 562 | |||
幅(mm) | 242 | 258 | 273 | 346 | 396 | ||||
高さ(mm) | 340 | 398 | 466 | 550 | 582 | ||||
電源 | 単相 100~120V (W) | 60 | 90 | 90 | 100 | 200 | |||
乳棒タイプ/本数 | T型/1 | T型/1 | 防塵/2 | 防塵2 | 防塵/2 | ||||
かき棒(テフロン) | 無 | 無 | 有 | 有 | 有 | ||||
重量(kg) | 15 | 20 | 30 | 40 | 50 |
(*1) 回転方式「OR式」:乳鉢は回転させず、乳棒を二重回転させながら自由回転する機構
※機械稼動をご覧頂く撮影のため本機はインターロック機能解除仕様
D16Sの動作映像
D18Sの動作映像